外スケッチセミナー(大阪)

11/25 11:00 – 14:00(予定)
大阪・ラポール難波5階 明昇学院
要チケット事前購入>購入ページ

下の絵、仕事の絵も混ざっていますが、スケッチはほとんど電車の中で描いています!水彩スケッチも電車の中。限られた時間なので下描きなし

ご好評いただいた「 #外スケッチ 」ワークショップを大阪でも開催します!
(前回開催時の感想はこちら

絵を描く能力を高めるには、観る(入力)、考える(処理)、描く(出力)のバランスが重要です。特定の題材、特定の手法、技法に関する本や勉強の場はいろいろありますが、もっと自由に「自発的に」・「外で」・「日常的」にスケッチすることが、なぜいいのか、どう仕事に役立つのか、実体験を交えてお話します

お話の後は、ワークショップを行います。実際に外スケッチに使っている道具の紹介、外スケッチでのおもしろエピソードを交えたレクチャーののち、全員で水彩ワークショップ。ご自分のレベルに合わせて静物・人物・風景など自由にスケッチしていただきます。いきなり下描きなしで水彩でスケッチはハードルが高すぎる!という方には塗り絵用直筆鉛筆下絵を用意しています。

※チケット購入は23日(金)迄。コンビニ払いで24日(土)0時の時点でお支払いがない席も当日参加枠として開放しますので、ご注意ください。24日の時点で空きがあれば当日参加枠の募集をします

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水彩外スケッチ動画

【LiveUP】 速く、何でも描けるようになるために。 描こう! 外スケッチ

11月11日(日)
東京・九段下 株式会社 ボーンデジタル
要チケット事前購入 > 購入

下の絵、たまーに仕事の絵も混ざっていますが、ほとんど電車の中で描いています!水彩スケッチも電車の中で描いています。限られた時間なので下描きなし

株式会社ボーンデジタル主催の「 #外スケッチ 」ワークショップをやります!

絵を描く能力を高めるには、観る(入力)、考える(処理)、描く(出力)のバランスが重要です。特定の題材、特定の手法、技法に関する本や勉強の場はいろいろありますが、もっと自由に「自発的に」・「外で」・「日常的」にスケッチすることが、なぜいいのか、どう仕事に役立つのか、実体験を交えてお話します

お話の後は、ワークショップを行います。実際に外スケッチに使っている道具の紹介、外スケッチでのおもしろエピソードを交えたレクチャーののち、全員で実際に水彩でスケッチをします。

水彩外スケッチ動画

CGWORLD 2018 クリエイティブカンファレンス:観察力と分析力を鍛える。描こう!外スケッチ[ワークショップLiveUP↑]

2018.11.4(SUN)
CGWORLD 2018 クリエイティブカンファレンスに登壇します

※定員に達しました(9/25 16時)
水彩スケッチ実演はオープンスペースでの実施になりますので、申し込みがなくてもご覧いただける予定です

14:20 – 15:20 トークセッション:観察力と分析力を鍛える。描こう!外スケッチ[ワークショップLiveUP↑]
日常に外で行うスケッチは、腰を据えた練習とは得られるものが違います。その違いや効能を実践を通じて得た視点から語ります。

15:20 – 16:20 水彩スケッチ実演 
巧い水彩画を描く方法ではなく、短時間でどこでも水彩を描くための道具やテクニックをお見せします。顔料を混ぜて色を出すのはデジタルでの彩色にも役立ちます(食堂での実施を予定)

16:30 – 17:20 外スケッチワークショップ
希望者と一緒に外スケッチ体験します。水彩セットの貸し出しがあります

文京学院大学本郷キャンパス

GameSpotインタビュー:ポケモンカードはいかにして作られるか

アメリカのゲームメディア GameSpot にインタビュー記事が公開されました。「ステップ1:ポケモンを選ぶ」「ステップ2:イラストの制作」「ステップ3:フルタイムテストプレイの三部構成の元記事 How New Pokemon Cards Are Made by Kallie Plaggeからイラスト部分のみ、日本語にしてみました。

If you are English reader, the original post is here.

ステップ2:イラストの制作

どのようなカードが必要か、誰に依頼するか決まると、イラストの製作が始まります。

現在クリーチャーズがポケモンカードのイラストを依頼しているイラストレーターは73名にのぼります。中でも最も沢山のイラストを描いてきたのが、ポケモンカードの誕生から現在までに537枚(2018年5月末現在)を手掛けてきた有田満弘です。

クリーチャーズオフィスにて

クリーチャーズのオフィスで彼のワークスペースを見せてもらいました。クリーチャーズには未発表の情報に基づくイラスト制作のために、外部のイラストレーターが作業するためのスペースがあります。作業環境にはそれぞれのイラストレーターが自宅で使用しているのと同じハードとソフトが用意されています。最近リリースされたラランテスを例に、陰影付けや、背景の彩色など、どのようにして生き生きとしたポケモンを描き出すのかについて、紹介してもらいました。

制作のプロセスは、クリーチャーズが依頼するカードについて、どのようなポケモンか、動き、特定の背景を要するかなどの資料をイラストレーターに提供しするところから始まります。トレーナーカードの場合も同様です。「サカキの計画」のようなカードの場合、「ボス感」を演出するため、イラストチームと相談して肖像画のような印象で描きました。キラカードやホロの効果についても、必要に応じてイラストチームと相談し、協力して作り上げます。

ゲームボーイで最初のポケモン赤と緑が発売された当時、イラスト制作のための十分な資料など当然無く、最初はゲームのドット絵、遅れて少しずつ公式イラストが揃い始めるという状況でした。そうした状況の中で、彼は90年代後半ポケモンに熱狂した子供たちにとって象徴的な第一弾リザードンと「太った」ピカチュウなどのカードを制作しました。

「第一弾のリザードンとピカチュウが最初期からのプレイヤーにとって、余りに強く20年以上の想い出とともに刻まれているので、これを越える評価を得るカードを描くことはもうできないのではないかと思っていました。でも、最近描いたミューツーGX(研究室のチューブに浮かんでいるシークレットバージョン)には、沢山の喜びの声を頂いて、新しいお気に入りになりました」(有田氏談)

彼は最初期にフシギダネとフシギバナを手掛けていますが、フシギソウは杉森健氏の作品になっています。ポカブの家族のカードのように進化カードも同じイラストレーターで統一される例もありますが、基本的にはひとりのイラストレーターで進化ポケモンを通して描くことは稀です。バラエティと制作時間の都合からバラバラに割り振ることが多いとのことです。

イラストが完成していなくてもテストプレイに入らなくてはならないという点においても、イラスト制作の時間効率は無視できません。

クリーチャーズオフィスにて。左からテストプレイヤーの井上さん、ゲームデザイナーの長嶋さん、イラストレーターの有田。